結婚式のたびに逃げ出すマギー(ジュリア・ロバーツ)を「Runaway Bride(逃げ出す花嫁)」と記事にしようとしつこく食らいつく記者アイク(リチャード・ギア)。二人は互いにぶつかりあいながらも次第に惹かれあって行く。
結末はわかっているけれど見ちゃうよね。
ラブコメの王道。結末はわかっているけれど、ついつい見てしまいました。
原題はRunaway Braideなのにプリティ・ブライドなんてつけちゃうから続編と思わせちゃうのが残念。
でも、面白かった〜。やっぱり胸キュンキュンしちゃうよね。
NOと言えない女
さて、この作品は1999年公開。いまから8年も前の作品。この当時でも日本よりも離婚率が高いアメリカでも結婚を軽く考えない保守的な女性がまだまだいたんですね。逆に日本では”未だに”こういう人がいっぱい。結婚願望の強い女性は健在ですね。いや、結婚しなければいけないと考える女性が多い。そのせいか、男に媚びまくっててNoと言えない。
マギーの向こうに今の日本人女性を見てしまいました。
こういう女性って何故か「モテる」んですよね。そう、悪女と思われてるマギーと一緒。嫌と言わないし、男にあわせる。ノーと言わないし断らない。嫌われたくないから自分を押し殺す。だからすっごく男性に好かれるの。男性はそれが全然わかってなくて、とにかく自分のやり方を押し付けてる。だけどそれで気がついてなくて突然逃げられた理由がわからない。ただ「この女が悪い」と思うだけ。彼女が何が嫌だったのか、それすらもわかってない。
「嫌と言えない女」はこのマギーが男たちと世間にどう思われるか、言われるかわかってるんですよね。だから益々断れない。みんな逃げちゃえ!マギーのように。
逃げられた男はなんにもわかっちゃいない。そんなやつは捨てて正解なのだ。
映画データ
監 督
ゲイリー・マーシャル
脚 本
サラ・パリオット
キャスト
ジュリア・ロバーツ
リチャード・ギア
リチャード・ギア
公 開
アメリカ: 1999年6月30日
日 本:1999年10月23日
時 間
115分
製作国
アメリカ
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