つらいアレルギー性鼻炎に光が!?L-92乳酸菌のちから

LINEオプチャ
LINEオープンチャットにて大阪タクシー情報交換の場を儲けてます。
情報交換のルームと雑談用があります。ぜひご参加ください。
【大阪タクシー情報】

花粉症からハウスダストまで…効くのは「乳酸菌」?

「今年もあの季節が…」毎年うつうつとした気分になるこの季節。鼻がムズムズ。目が痒い。顔まで痒くなってしまう。そうなんです。私は重度の花粉症。

毎年春のスギ花粉に加え、秋に多いイネ科植物、キク科のブタクサ、ヨモギ、またクワ科のカナムグラetc…に反応してしまい、鼻の穴がなくなってしまったんじゃないかというぐらい腫れ上がります。それからひたすら眠い、眠い、眠い。何もやる気が起きません。困った。病院へいってお薬を処方して頂いても鼻の奥の腫れはおさまりません。医師もお手上げなんです。わたしの花粉症。なんとかならないものなんでしょうか?

この花粉症というのは季節性アレルギー性鼻炎と呼ばれ、花粉をアレルゲン[*1]とする免疫疾患です。

一方、通年性アレルギー性鼻炎と呼ばれるものもあります。これはダニやペット、ゴキブリなどや昆虫、空中真菌[*2]などをアレルゲンとするもので、それらのアレルゲンがある環境では季節を問わず鼻炎に苦しむ人も少なくありません。

これらのアレルギー性鼻炎。辛い症状を治すかもしれない希望の光が最近発見されたそうです。それがなんと「乳酸菌」なのだそうですよ。

そもそもアレルギーって?

アレルギーとはよく聞きますが、よくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。今一度、ここで簡単に概要を説明したいとおもいます。

人体には、細菌などの外来の有害物質から身を守る機構があります。この機構を免疫といいます。アレルギーとは、この免疫が暴走し、自分の体をも傷つけてしまうことを総称していいます。

アレルギー性鼻炎の場合、スギ花粉やハウスダストなどのアレルゲンに対する免疫が暴走し、鼻水や涙が過剰に出たり、くしゃみが止まらないなどの症状が起きるのです。

アレルギーを完治するのが難しいのは、その原因となる免疫の暴走を止めるのが難しいため。

免疫を全身にわたり下げることは可能ですが、アレルゲンに対してのみ特異的に下げるのは難しく、かつ全身に及んで免疫を低下させるとほかの病気にかかる可能性も上がってしまうんです。

アサヒカルピスウェルネス株式会社が発見した「L-92乳酸菌」

そんな厄介なアレルギーに有効だと言われているのが、カルピスで有名なアサヒカルピスウェルネス株式会社が研究を重ねて発見した「L-92乳酸菌」です。
L-92乳酸菌は、ヒトの体内に元から住んでいる乳酸菌を改良して誕生した新しい菌で、免疫をつかさどる細胞に作用し、免疫の暴走をコントロールしてアレルギーを抑える効果を持つと考えられています。

ヒトの体内由来であるため、副作用もなく、安全なアレルギー治療薬として昨今注目度が高まっています。

具体的にどんな効果が?

L-92乳酸菌は免疫機構のバランスを整える効果があるので、ほぼすべてのアレルギー性疾患に効果があることが示されています。

カルピス由来健康情報室[*3]の発表している研究結果によれば、アレルギー性鼻炎のみならずアトピー性皮膚炎にも有効であることが示唆されており、老若男女問わず効果をあげています。

L-92乳酸菌は、体内で何を起こしているのでしょうか?

先のデータによると、好酸球[*4]やIgE[*5]などの免疫物質が過剰に働くと、自己までも傷つけてアレルギー反応を起こすのですが、L-92乳酸菌はこれらが過剰になったものを適正値まで減らす効果があると考えられます。

このほか、TARC[*6]の量を抑え、TGF-β[*7]を増やす、という効果があり、L-92乳酸菌は過剰な免疫の調整を担っていると考えられています。

今後の研究に期待!

人体に害もないし、いいことずくめのように見えるL-92乳酸菌ですが、まだまだ発展途上で、効果のほどには疑問符も拭い去れない状態のようです。その証拠に、厚労省が調査したところによると、アレルギー治療薬としての乳酸菌剤を使用したうち、効果があったとされる人は30%以下ということでした。[*8]
とはいえ、今後研究が進めば、より効果の高い乳酸菌剤が開発されるかもしれません。完治困難なアレルギー性疾患を治す、完全無欠のヒーローの誕生は近いことかもしれませんね。今後の研究に期待したいしつつ、私もL-92生活をはじめたいと思います。

飲み続ける事が大事なようですよ。
この L-92 は直射日光や高温をさけて保存していればOKなので、
Amazonの定期お得便を利用して飲み忘れを防ぐといいかもね。

脚注   [ + ]

1. アレルゲン:アレルギーを引き起こす物質
2. 空中真菌:クラドスポリウム(クロカビ),アルテルナリア(ススカビ),アスペルギルス(コウジカビ),ペニシリウム(アオカビ),ムコール,ヘルミントスポリウム
3. カルピス由来健康情報室: http://calpis-kenko.jp/l92/research.html
4. 好酸球:寄生虫などの外来物質に反応する細胞
5. IgE:異物を捕まえる抗体の一種
6. TARC:好酸球の活性や抗体の産生を促す”Th2”という細胞を活性化する物質
7. TGF-β:免疫のバランスを整えるTregという細胞を活性化する物質
8. 出典: http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/okamoto2.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

みわちん

miwachin.com管理人。大阪在住のパラレルワーカー。暇を見つけてはネタ探しでいろんなアルバイトを経験してます。現在は大阪にてタクシー運転手として奮闘中。