GIDとして生きる 09

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「GIDとして生きる」カテゴリーの記事はGIDのしむこれさんに書いて頂いた記事です。詳しくは「はじめに」をご覧ください。

#09 採用前の確認事項

こんにちは、しむこれです。面接後、GIDである私を雇用することについて、確認事項があると会社側から連絡を受けました。そのことについてお伝えしたいと思います。
確認事項としては仕事をするときのスタイルについてでした。事前に服装やトイレの使用についてお伝えはしていたものの、細かいところで確認をされました。
まず服装について。募集要項でオフィスカジュアルと記載されていたので、「スーツではなく仕事をするのに失礼のない服装」という考え方の元で話を進めましたが、具体的にイメージしている服装を聞かれました。襟付きシャツに細めのパンツもしくはタイトスカートなど、当たり障りのないものを着用すると伝えました。聞くところによると、過去に、ある女性が勤務をした際に夏場だからと言ってシースルーや肩がないような服装で出社した社員がいたため、念のための確認だったとのことです。
実際問題、服装については最初はフォーマルな服で出社しておいて、徐々にその場所に合わせて崩していくというのが一般的だったので、そのようにしようと考えていました。
次にメイク。単刀直入に言われた質問は「結構ガッツリとメイクしますか?」と聞かれました。土日などの仕事以外では若干濃いめに盛ったりしますが、仕事ではナチュラルに、自然に見えるようにすると答えました。
次にトイレ。これは質問ではありませんでしたが、男性用と女性用どちらを使っていただいてもかまわないとのことでした。この件については、「女性として生きているので、女性用を使用します」とはっきりお伝えしました。
最後に、カミングアウト。事前に全社員に伝えていただいて構わないと伝えていましたが念のために確認されました。フロアに関係なく、無用なトラブルのないようオープンにしていただいて構わないと答えました。自分の中で隠すメリットが見つからず、隠したとしても、本来の女性にはない違和感があると思ったためです。
ちなみに、この連絡があったのは面接終了後10分後のことで電車に乗ろうかというところで電話がかかってきました。面接後にすぐに連絡を頂くということは採用に対して積極的と取ることができ、職場を選ぶうえでのプラスポイントになりました。経験上、連絡が遅いところはかなりの確率で良い評価がされず結果として不採用になることが多かったです。

結果については、次回のブログにてお伝えしたいと思います。よろしくお願いいたします。

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