GIDとして生きる 07

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「GIDとして生きる」カテゴリーの記事はGIDのしむこれさんに書いて頂いた記事です。詳しくは「はじめに」をご覧ください。

#07 転職ツール

こんにちは、しむこれです。順調に転職活を進める中で参考になったものや、転職に使用したツールなどについていくつかお話させていただきたいと思います。
私にとって転職とは、自分の可能性を増やし新たな一歩を歩むためのものと位置付けており、良いものととらえています。今回は事情により突如内定取り消しを受けてしまいましたが、改めてGID雇用の厳しさを知り、社会経験の一つととらえ前向き考えています。問題やトラブルを最小に抑えるためには、若いうちに高時給のパートやアルバイト等でSRS(性別適合手術)の資金を調達したうえで、戸籍上の性別変更を行ってうえで女性として働くというやり方に越したことはありません。
しかし限りある人生の中で、有意義な仕事をずっと続けたいという意思が強く、現状のまま転職活動を続けています。「仕事」をする上で相手との信頼関係を損なう事をしないために、行ったことをお話します。

◆indeed
http://jp.indeed.com/

まず転職サイト。雇用形態はいろいろあるなか、仕事内容や案件ベースで探すために、私の場合まずindeedを使用しました。indeedの良いところは、いわゆる検索エンジンのように、Web上に存在する求人に対してキーワードで検索がかけられる点です。「システム開発 服装自由」などで検索をかけることができ、適した求人をピンポイントで探すことができます。服装自由な企業は、私のようなGIDの雇用も比較的積極的でした。時期によってスキルにマッチするなど、良い案件がヒットすることもあるので、最低でも週に1回はチェックしていました。もちろん、求人の信憑性やブラック企業ではないかなどは都度確認する必要がありますが。

◆企業の条件提示
具体的に「女性として働く」とは何を指しているのかをこちらから希望条件として伝えるために、テンプレートを用意しました。

服装:着用するスーツや服装については女性物を着用することを許可いただく。
業務:社内であろうが社外であろうが関係なく、女性として扱っていただく(女子トイレ使用や男女で仕事が分かれる場合は女性の仕事として依頼するなど)
告知:トラブル防止のために私が性同一性障害者であることはすべて告知してかまわない

これらは私が行った対策の一部ですが、正解かどうかは今になって振り返って もよくわかっていません。スムーズに選考を進めることを一番に考えてこのように行ってきました。
次回は、受け入れ可能企業の面接対応と受け入れ不可企業の面接対応を経験談からお話したいと思います。よろしくお願いいたします。

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