GIDとして生きる 05

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「GIDとして生きる」カテゴリーの記事はGIDのしむこれさんに書いて頂いた記事です。詳しくは「はじめに」をご覧ください。

#05 私と履歴書

こんにちは、しむこれです。前回は面接での対策についてお話させていただきましたが、それに続き今回は書類上での就職に対する対策についてお話させていただきたいと思います。
通常、応募する際には履歴書や職務経歴書が必要ですが、女性として働くうえでこれらの書類をどう書くかも重要なポイントとなっています。世間一般的には、「履歴書」は手書きで、「職務経歴書」はワープロというのが昔からの慣わしでした。履歴書の文字を見て、その人の人柄や性格を見るのが目的でした。しかし、これまでの転職活動において、履歴書を手書きしたことは1度もなく、Excelで作成・印刷しています。時代の流れもあり書類の送付方式が郵送ではなくメールが主流になったことが要因の一つでしょうが、GIDにとって最大のメリットがあります。
それは、性別欄です。私の場合ですが、履歴書を作成する際にExcelのセル結合を利用して性別欄自体を消して作りました。女性として記載することも考えましたが、書類上嘘を書くことに良い印象は持たれない。それならば欄がなければいいと、GIDとして診断されてからは、性別を伏せておいて聞かれない限り答えないよう徹底しました。これは妥協しているのではなく、採用に必要な情報についてはすべて会社側が求めてくるため、あえてこちらからいう必要はないと判断したためです。
その後の面接に進んだ際に、履歴書などの応募書類を見て、採用担当者が性別欄の記載がないことに対してどのような質問があるかも注目でした。性別について深く言及してくる場合は男女で仕事の差があるものと考えられるためです。逆に聞かれないのであればパス率や第一印象で左右されるため、性別による仕事の差や差別偏見がない企業と判断しました。これらはあくまで、客観的な見方に過ぎませんが働くうえでの参考になると思います。
また、写真についても女性として撮影して貼付しました。あとは通常の応募同様に書ける資格はなるべく多く記載し、自己PRも熱意を込めた文章を作成しました。
応募書類はこのようなやり方で作成することで、あくまで書類選考に対してですが、仕事内容とスキルや経験が合えば通ることが多かったです。少なくともGIDであることが要因とで落ちることほとんどありませんでした。大事なのはこの後の面接の受け答えであると改めて実感しました。

次回は、転職中に失敗した経験などをお伝えしたいと思います。よろしくお願いいたします。

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