【昼日勤向け】タクシー運転手になりたいあなたに会社選びで重視して欲しいポイント教えます。

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タクシー関連ブログを拝読していると、”これからタクシー乗務員を始めたいと考えている方へ伝えたい会社選びで重視して欲しいポイント”は銘々あって興味深いですが、今回はみわちん目線で他のブログには無いポイントを紹介したいと思います。ただし、昼勤の方限定の話になります(夜勤の方にはあまり関係ない)。これからタクシー乗務員になりたい方の会社選びの参考になれば幸いです。

営業所の立地はとっても大事!

賃率や休日、事故のときの保証などはもちろん大事です。しかし、ぶっちゃけどこも似たり寄ったりだったりして悩んだりしませんか?そうなると残るは会社のブランド力ぐらいしか選ぶポイントがなくなってきそうな気もしますが、昼日勤ではもっと大切なポイントがあります。それが営業所の場所なんです。これは同じ会社でも営業所が複数ある場合にも参考になると思うので是非最後まで読んでくださいね。

とっても大事な実稼働時間

タクシー乗務員の1ヶ月の拘束時間は299時間、日勤者は1日13時間と決まっています。この時間は始業時刻から終業時刻の事ですが、ほとんどの会社がタイムスタンプを廃止しており、出庫のアルコールチェックをした時刻から入庫時のアルコールチェックまでを13時間としています。一般的な会社と違って、この拘束時間の誤魔化しはほとんど効かないと思って良いです。

乗務員達はこの決まった時間内でお客様にご乗車いただいて稼がなければならないのですが、当然、お客様がご乗車している時間を出来るだけ多く、ご乗車していない無駄な時間を極力減らす事が稼ぐポイントなってきます。極端な例をあげると「営業所から出庫した直後にお客様を乗せて、その後、途切れることなく、営業終了時間に営業所近くまでご乗車頂いて終了」というのが理想的なわけです。理想であって現実的にはかなり難しいですけどね。

でも、営業所選びをしっかりすれば、それに近づける事はできるでしょう。逆に失敗すると多くの無駄を作ってしまいます。

営業所が良い場所にあると売上効率が良い。

”お客様を乗せていない無駄な時間=回送、空車の時間”を少なくする事が大切である事は皆さん言われなくてもわかっていただけるでしょう。しかし、それと営業所の立地が関係あるの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。では具体的に同じ会社の2つの営業所を例に考えてみます。

M社八尾営業所の場合

朝7時30分に出庫。大阪市内中心部に向かう道はどこも渋滞しています。抜け道らしい抜け道がないのがこのあたりの特徴。かといって、お客様のご乗車なんて滅多にありません。運が良ければ出庫してから40分後に新深江、または大今里付近でご乗車。運が悪ければ1時間後にミナミ周辺でやっとご乗車。



営業終了間近。燃料屋付近による事がなかったので燃料を入れるのに30分のロス。帰路も渋滞で1時間のロス。

これだけで回送/空車時間が2時間以上。

M社中津営業所

朝7時30分に出庫。とりあえず梅田へ向かう途中、無線がはいる。もしくは即お客様がご乗車される。それがなくても15分程度でお客様が多い場所へいける。



営業終了間近。燃料は営業所の隣にあるのでその後即入庫OK。帰路の渋滞?遠方に飛ばされてない限り1時間もかかるなんて事はない。

同じ会社なのになんなんだこの違い( ̄Д ̄;) 

無報酬の労働時間(運転時間)はなるべく減らす!それには営業所選び大事!

燃料はどこで入れてるかもおまけ程度に大事

タクシー会社によっては燃料屋が指定されていたりします。
日本交通大阪ですとグループ会社の日交商事株式会社LPガス充填所。これは弁天町の港営業所の近くにあるので港営業所の方は楽でしょう。ちなみに堺営業所の方もこちらでいれるそうです。
未来都は八光商事のLPGスタンドと決まっています。八光商事のスタンドは未来都の営業所と隣接しているのがほとんどなので、その場合は良いのですが、近くにない営業所もあるので要注意。
その他の会社ではどこで入れても大丈夫なところもあったりします。伊丹産業さんや下寺町の大阪オートガスさんなどで入れられたら効率よくて最高。
こちらも入りたい営業所との位置関係などと合わせてチェックしておくと良いかもしれません。

通勤距離って大事!?

タクシー会社のほとんどが通勤手当がでないので、なるべく近い会社に勤めたほうが良いと考える方も少なくないようです。
ただ、こればかりは先述した営業所の位置関係などもあるのでなんとも言えません。

大阪市内中心部に向かうのに渋滞を含めて1時間30分かかるような地域から空車で走ってくるよりは、電車で30分通勤のほうが良いと考える人もいるでしょう。または大阪市内中心部に向かうまでに時間はかかるが稀にロングのお客様がいる地域もありますよね。このあたりはお住いの地域の特性などを考慮し、シミュレーションしてみるしかありません。またはご近所にお住まいの乗務員のお話を聞いて回るしかありません。

良い会社って結局、何?

今回は短期間で3社渡り歩いてしまったみわちんが感じたポイントを書いてみました。でもそんな事は重要じゃないって人も結構いたりします。良い会社の条件って、結局個人の好みの問題なんですね。

だからみんな、他社を叩いて闘わないで。お願いね。

追記 点呼時間に自由が効く所を選ぶ

後日追記です。
市内中心部への移動時間を考えての営業所選びが大事!と書きましたが、渋滞が回避できる時間帯に出庫できれば問題がないんですよね。
独身者などで、時間が自由に調整できる方ならば、朝の5時などに出庫できる体制をつくっていれば渋滞に巻き込まれる事はあまりないでしょう(ただし、帰りに渋滞に巻き込まれる可能性は有りです)

私が所属していた八尾の某会社営業所は個別点呼で出庫時間はある程度自由がききました。その為、早朝に出庫し夕方の渋滞が始まる前に入庫する方が多くいらっしゃいました。

この早朝出庫ですが、相勤の夜勤さんとの兼ね合いから、どこの会社でも早朝出庫ができるわけではないのです。私が以前いた東大阪の会社だと、相勤さんが6時30分に入庫するので7時でないと出庫できませんでした。
1日は24時間しかありません。限られた時間を相勤さんと分け合わなければならないので、自分の思い通りにいかない事が多いのが現状です。
なるべく時間を自由に使いたいと考えるのであれば、個別点呼で出庫時間に融通の効く、保有台数が多い会社を選ぶのも手です。

ABOUTこの記事をかいた人

みわちん

miwachin.com管理人。大阪在住のパラレルワーカー。暇を見つけてはネタ探しでいろんなアルバイトを経験してます。現在は大阪にてタクシー運転手として奮闘中。