事故違反やらかしました。人件費を削る事によってかかるコスト?

忘れられがちなんだけど、タクシー会社が売っているのって“人”なんだよね。なんだかんだいっても商品が「人」なの。んで、かかっているコストは殆ど人件費。その人件費をケチったらどうなるんでしょうね。

オチのないまとまりのないモヤモヤですが、ちょっとかいてみます。

事故違反やらかしました

3月から嘱託勤務に切り替えました。理由はたった1つ。「体力的にきつい」それだけです。

2月初旬、以前書いたDiDiトラブルがありました。

配車アプリの問題点を考えたらもう二度と取らないと決めた。

2020.02.11
精神的にかなり疲れて、1週間ほど連続してやすみました。
そのせいで、後半は無理して出勤せざるを得ませんでした。
水揚げも自分の目標額を大きく下回ってたので1日の乗務時間も少し長めで連勤することにしました。

その結果、サイドミラー同士の接触事故をやらかしました。なんさん通りという狭いわけでもない、初心者マークさんでもへっちゃらな通り慣れた道です。
どうしてぶつけたのか私にもわかりません。相手方に怪我がなかったのが救いです。

そして、ほんの数日後、今度は信号無視での違反をやらかしました。
この時の事もはっきり覚えていて、スローモーションで何度も思いだします。
私は停止しているパトカーを確認し、警察官がこちら側を目視しているのを知りつつ、それが視界にはいっていたにも関わらず、信号無視をしたのです。
信じられますか?信じられないかもしれないけど事実です。
普通はパトカーがとまっていたら、絶対にきちんと停止するんです。
というより、あれだけ気をつけて黄色になったらとまっていた信号をどうしてパトカーがいる時にかぎって無視したのか。自分でもわからない。
いや、違いますね。理由はわかってました。脳が疲れ切っていたので正常な判断ができなかった
かなり無理して出勤してたんだと思います。水揚げが低くて賃率がさがってしまったらそれまで働いてた分もパーになってしまう気がして、なんとか回復させよう無理してました。

この経験でフラッシュバックした事があります。以前働いていたM社で事故を連続行なった時の事。あの時も無理しまくってたなあと。
それから、以前、記事にしました欠勤控除の事。

タクシー運転手は自由な時間が多いなんて嘘!欠勤控除が痛い。

2018.12.07

うちの会社には欠勤控除はありませんが、それがある会社の乗務員さんは無理している事もあると予想できます。
結果、事故違反といった要らぬコストがかかってしまってるのでは?と。

タクシー会社の欠勤控除は他の業種と違って特殊です。
欠勤控除がない会社でさえ、賃率が水揚げによって変動するので結果的にとられているようなもので…。
休めば水揚げがへる。結果的に賃率も下がる。
それで出勤してる日に無理して事故違反って事もあるかもしれないない。

ほんと、なんとかならないかしらね。この仕組み。
それを考えると、賃率固定の会社ってよく考えられてるのかな?とも思った。

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みわちん

miwachin.com管理人。大阪在住のパラレルワーカー。暇を見つけてはネタ探しでいろんなアルバイトを経験してます。現在は大阪にてタクシー運転手として奮闘中。