京都河原町:フランソア喫茶室

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京都河原町:フランソア喫茶室

人の往来が絶えない京都の中心部、四条河原町。静かに流れる高瀬川沿いの路地を少し入ったところに、フランソア喫茶室はあります。今はもう退官した知り合いの大学教授が、その青春時代に、阪急電車で神戸から来る恋人との待ち合わせ場所に使っていたと思い出話をしてくださったぐらい、古くから地元の人々に愛されている喫茶店です。

開業は1934年。創業者である立野正一が思想や芸術を議論する場としてこのフランソアを提供しようと、友人のイタリア人京大文学部の留学生アレッサンドロ・ベンチヴェンニに改築を依頼し作られたなんとも重みのある歴史を築いている喫茶店です。

店内は、ほの暗い照明に木の重厚さが映え、中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのようなレトロな空間が広がります。中に入るとこれぞ由緒正しい元祖メイド喫茶と言いたくなるような、上品なメイド服をまとったメイドさんと、壁にかかった有名な絵画の数々が出迎えてくれます。その絵画コレクションが表す通り、店名は落穂拾い[*1]で有名なジャン・フランソア・ミレー[*2]から取られたものなのだとか。そしてクラシック音楽が心地よく耳に響きわたり、ゆったりとした心地よい時間が流れています。

そんなフランソア喫茶室の定番のおすすめは、ウィンナーコーヒーとガトーフランソワ。

ケーキは甘すぎない上品な味ですが、しっかりとお腹にたまります。その他、サンドイッチやトーストなどの軽食もあり、コーヒーも種類が豊富。

開店時間も10時から23時と長めなので、京都観光の合間に、電車の待ち時間に、お買い物のひと休憩に、ふらりと寄れる一軒です。

お店データ

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miwachin.com管理人。大阪在住。1996年から"組織に縛られずに自由に生きる"をモットーにネット上で活動をはじめた”フリーワーカー、主婦、二人姉妹の母。パソコンのお仕事をはじめて20年間、飽き性も手伝ってWebデザイナーからデータ入力までいろ〜いろしてきました。今は好きな仕事だけを選んでやっています。私にはこれがぐらいがちょうどいい。