GIDとして生きる 08

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「GIDとして生きる」カテゴリーの記事はGIDのしむこれさんに書いて頂いた記事です。詳しくは「はじめに」をご覧ください。

#08 受け入れ可能企業の面接内容

こんにちは、しむこれです。今回は経験談から、GIDの受け入れ可能企業での面接内容にどのような差があったかをお話させていただきたいと思います。
まず私の場合はGIDであることに加え、転職回数がこれまでに10回あることと志望業種はIT(ソフトウェア・情報処理系)であることを前提として書かせていただきます。代表的な質問を箇条書き形式にして記載いたしました。同じような悩みを持たれている方の参考になれば幸いです。

Q:転職回数が多いようですが、その理由は何かありますか?
A: 「今できる最大限のことをするため」です。地道に経験を積んで昇格することも大切ですが、それよりも常に自分が持っている価値を意識することが大切と考えました。

愚痴を言い続けて長くそこに居座るよりも転職をすることによって、新たなことに挑戦することを説明しました。現に通院を始めてGIDと診断されたことで、自分が変わった。生活の要である会社を変えることで何かが変わるのではないかと訴えました。

Q:GIDであるあなたが入社するとして、会社に対して何を求めますか?
A:女性として普通に扱ってください。仕事を行う上で支障はありません。

突然倒れるような思い病を持っているわけではなく、単なる性別違和であることなので、女性として扱っていただければ、仕事も普通にできる。断られた企業もあり、その理由の大半は「受け入れ実績がない」とのことでしたが女性として扱うだけであれば、特に問題はないと回答しました。

Q:社内の男女比ですが、ほとんど男性です。耐えられますか?
A:必要な業務であれば最後まで責任を持って遂行します。男性が多くても抵抗はありません。

納期に追われるシーズンでは、当然ながら残業などが続きハードになることが考えられるので、女性として見た場合にその点が懸念されたためこのような質問が出たのでしょう。男女比で特に抵抗はなかったのでこのように回答しました。

Q:どのようなスタイル(服装やメイクなど)での勤務を希望しますか?
A:一般的なオフィスカジュアル程度のスタイルを考えています。

募集要項にはオフィスカジュアル以上と記載されていたため、無難にこのような回答をしました。派手な格好で出社する女性が過去にいたから念のために聞いたとのことでした。

面接を振り返ってみると、女性に特化した質問だったのではないかと改めて感じました。
 
 次回ですが、会社側から女性として働くことについて確認の連絡があり、その内容についてお伝えしたいと思います。よろしくお願いいたします。

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