女性経営者のタクシー会社は女性にとって良い会社なのか?

久々にまた毒を吐きます。

敷島交通の社長は素敵な女性社長らしい!

ワンコイングループ会長、町野氏の2019年05月31日のブログエントリーにて敷島交通の女性社長の紹介があった。

「もっと女性乗務員を増やしたい」という松永社長の意向を聞いて協力したくなった。大阪のタクシー乗務員に占める女性の割合は1%くらいだったと思う。一緒にマム保育園を立ち上げたときも、「古い体質のタクシー業界を変えるのは女性の力」と語っていた。
引用元:http://onecointaxi.blog.jp/archives/17717443.html

まず、町野会長、彼女の写真を載せたのは失敗でしょう。せめてLOUIS VUITTONのバッグは隠してあげましょう。このバッグがいくらするか、あなたはご存知ですか? 夜勤さん1ヶ月分のお給料分ぐらいあります。このバッグひとつで内勤さん1人以上のお給料は払えます。毎日危険と隣り合わせで血の汗を流すように働いてる乗務員から見たら非常にイメージが悪いです。
タクシーの大変さがわかってる女性乗務員ならなおさら嫌な気分になるでしょう。なんだかんだいっても、この松永社長は客から髪の毛ひっぱられてキスを迫られたり、運転中にいきなり助手席の客に股間に手を挟まれたり顔を埋められたり、ストーカーされたり、そんな経験ないんでしょうからね。
そんなことをされながらも、かき集めた売上の一部が、こんなブランドバッグに使われてると思ったら嫌な気分になる人もいますよ。少なくても私はなりましたよ。「こんな女の会社で働きたくね〜〜〜!絶対むりぃいいい!」ってね。

「女性の気持ちがわかる社長」のわりに、女性の気持ちまったくわかってないんじゃないでしょうか?少なくても(一応女の)私の気持ちは全くわかってないどころか、ちょっと苦手だなと感じてた松永社長が更に嫌いになりました!全然彼女の応援になってませんよ!

あ、ちなみに私もブランドバッグは大好きです(笑)でも見せちゃいかん場所はわきまえております。

話がそれました…

敷島交通の社長は女性らしい!ってことで以前から気にはなっておりました。求人広告をチェックし、ネットの記事や敷島交通のホームページを舐め尽くすように見ていた時期もありました。

その結果、「わたしは行きたいと思わないな」と感じスルーしてました。
このままスルーしとけばよかったのですが、何やら、この方「大阪タクシー協会 女性部会」とやらのメンバー(代表?)のようで。それならば、と言いたくなったんですよね。

松永社長がわたくしのような一介の無名ブロガーのブログなんて読むことなんて決してないでしょうが、彼女は読んでくださらなかったとしても、このブログはいろんなタクシー会社の社長さんや幹部の方も読んでくださってるようですし、業界外の読者も結構多いんですよね。だから松永社長にはつたわらなくても、女性乗務員を増やしたいと考えている誰かには伝わるだろうと思うので書かせてくださいね。前からもやってたことを吐き出したい!

女に求めすぎやねん!

敷島交通。私がこの会社は無し!と判断したのは「古臭い考えの会社やな」と感じたからなんですよね。
敷島交通の採用情報ページには次のように書かれています。

タクシーは、社用のほか、病院の送り迎えやお買い物など、生活の様々なシーンでご利用いただいています。そのため私たちは、生活支援サービス業への意識転換を図っています。多様化するニーズにお応えしていくには、女性視点でのサービス提供が必要不可欠です。

また女性は、運転や接客、車内のにおいにとても敏感です。
弊社では女性やお子さまへのサービス向上のため、「安心で、真にくつろげる、心地よいタクシーサービス」を目指しています。
あなたの女性ならではの気配りを、お仕事に活かしてみませんか?
出典:http://shikishima-kotsu.co.jp/job/

どこからか取って貼り付けたような魂のこもってないこの文章、これを読んで、どう感じましたでしょうか。
私はむっちゃくちゃこの女性社長が嫌いになりました!

じゃなかった・・・

昭和の女やな〜って思いませんでした?私は思いました。めちゃくちゃ古臭い!昭和55年生まれの私でさえ古臭い!って思いました。
この松永社長おいくつか存じませんが男尊女卑がまかり通ってた時代を生きてきた方なんでしょうか?
うちの姑みたいに「家事は女のしごと!」とかいって料理好きな旦那が毎日夕食作ってると話したら卒倒しそうな雰囲気を醸し出してます。飲み会の席で料理のとりわけができない私をみたら怒りそうです。うちは旦那さんがとりわけます。
っていうか飲み会いったらいつも男性がとりわけてくれます。私のまわりの男性は私よりもうんと女子力が高いのです!彼女がこれみたら「気がきけへんやな」とか表情にだしてきそう。

うわ〜無理!

あのねぇ

女性視点のサービス、確かに大切かもしれません。だけどね、それを持ってない女性もいるんですわ。いっぱいいるんですわ。
というか「運転や接客、車内のにおいにとても敏感」って、なんでそれを男にも求めないの?
男女平等が叫ばれている中で、なぜレディースタクシードライバーの募集覧のみでそれを強調しているの?

それをいうからには、女性は一車制で男性が乗ったことがない新車与えてくれるんでしょうね?

加齢臭のきっついオッサンがこっそり車内タバコ吸った後の車を乗るなんて車内のにおいにとても敏感らしい女性には拷問でしかありませんよ!

女性が優遇されてるわけではないんですよね

敷島交通さんでは女性乗務員は男性乗務員と比べて優遇されているのか?と思いましたが、乗務日数が2日少ないだけとのこと。この2日というのは休んでも欠勤控除のようなものはとらないという認識でよろしいのでしょうか?これ以上出勤してもよいのかどうかわかりませんが、この2日というのは労働基準法にある生理休暇のようなもんだと考えれば当たり前といえば当たり前。
生理休暇が女性優遇といわれそうですが体の仕組み上、仕方ないので文句いわないように。

タクシー業界では「生理休暇ってなんやねん」ってところが多いのでここだけは評価に値しますね。

でもそれ以外は・・・。特に女性が優遇されてるとは感じませんでした。

なのに、女性には求めることが多すぎる!
いややなあ〜。
っちゅうかさ、やっぱりなんかね、古い時代を生きてる人感がびんびんしてくるのよ。

いろんな人が働き、いろんな客がいるんですよね

まとまりの無いブログ記事になってしまってますが、私自身、言いたいことがまだよくわかってないんです。
松永社長及び、敷島交通の求人ページを見た時の不快感はどこから来るのか?ってのがよくわかってません。
おそらく「女性」を強調しすぎてる部分じゃないかしら?と思ってます。

私は「女性のための女性乗務員が増えたらいいな」と思い、タクシー業界に飛び込んできました。
しかしタクシー乗務員を経験する中で、その考えもかわってきました。
まだ、考えがしっかりと固まっていないので、はっきりと考えを述べることができませんが、自分が経験したり見聞きしてわかったことを書かせてもらうと

女性乗務員を歓迎していない客も意外と多い

女性乗務員が良いというお客さんも多いかもしれません。
しかし、
無線配車でお迎え先に到着した時に客から一言
「は?女?え?いや。かえてくれる?」
と乗車拒否をされたことがあります。
女性ドライバーは運転が下手くそとの考えをもつ差別的な男女は少なくありません。
流しでも一度断れたこともあります。
女性のほうが喜ばれるという固定観念はすてるべきでしょう。
というか、女性のほうが喜ばれると考える人と女性は運転が下手と考えている人は同列ですわ(笑)

女性ドライバーが女性は歓迎されるとの求人を真に受けて現場にでると心が折れますよ。

男性のほうが気が利くことも

先にも述べましたが、私は女性らしさがありません。
家で料理もしませんし、通年性鼻炎のため、鼻もあまりよくなく匂いにはかなり鈍感です。
私のまわりの男性のほうが、匂いにも気を使うし、運転も丁寧なんですよ。
無論、私も気は使ってますが「女なのに男に劣ってるのか」と思われるようで非常に嫌な気分になります。
女なのに男に劣ってるっていうより、私の個性ですからね?

性的マイノリティの方への配慮がたりない

タクシー運転手ってLGBTの方が多いんですよ。知ってました?
戸籍も見た目も女性だけれど、心も性格も男な乗務員も多いんです。
逆もまた・・・。そういう人たちへの配慮もぜんっぜん足りない。

とにかく嫌な感じ

「女性ならではの心配り」とやらを押し付けられるのはいや!ほんとこういう文言みると嫌な気分になる。

女性ドライバーを増やしたいのはわかるけど!

隔勤ではなく日勤制を採用しているところがふえ、昼勤枠があいていたり、タクシー乗務員不足から女性を増やしたいというのは非常によくわかるんだけれど、どこの会社も「そこで働くメリット」なんてのは感じ取られず、ただただ「女性乗務員に求められること」だけが書かていていてうんざりする。なんで女ばっかり?って思うことばかり。
女性を強調するなら女性乗務員を優遇しまくって、その上で気配りだとかそんなことを求めてほしい。
女性乗務員への安全への配慮とかそいういうのも全くなしで、ただただ「女性は運転が丁寧だし気が利くし匂いにも敏感だからきてほしい(それがないなら努力してねという無言の圧力付)」って言われてその会社へ行きたいと思う?

求めるだけ求めてるのをみると「男にもできるやろ?なんで男にさせへんのや」って私なんて思っちゃう。
タクシー業界の古臭い体質を変えたいなら、まずあなた方の古臭い固定観念をとりはらったらどうでしょう?

男女同じ土俵で働けるのがタクシーの良いところなんだから、もうなにも女性女性女性って強調しなくてもいいんじゃない?って最近よく思う。

と中途半端になりましたが、いいたいことは全部かいたので、これで締めます。
あとは皆さんで考えて〜。

とにかく私はここの会社はないな!と思いました。おわり。

追記

友人が面白い表現をしてくれた。

「キャバ嬢募集。ただし給与は男性スタッフと同じです」

うんうん。まんまこんな感じ!(笑)