タクシー運転手は自由な時間が多いなんて嘘!欠勤控除が痛い。

賃率の高さだけに目がいって、大事な事を見落とす。業界を全く知らずにはいってきた方からの嘆きLINEをよくいただきます。
そこで、「求人広告では教えてくれない情報」「雇用契約書の隅っこに小さく書いてるが面接では教えてくれなかった情報」等を数回にわけて紹介したいと思います。会社を決める前に事細かくしっかり聞いてみてくださいね。

欠勤控除

説明するまでもないが、欠勤控除とは欠勤したら賃金がカットされるというものである。会社勤めをされている方等で月俸もしくは年俸として決まった金額を貰ってる方から言わせると「ノーワーク・ノーペイの原則」として働いていない時間については賃金が支払われないというのは当然だと思われるでしょう。有給でもないのに休んだら「月給から休んだ日数分の賃金をカットします」と言われても何も違和感を覚えないし、当たり前だと思う。

しかし、思い出してほしい。ほとんどのタクシー会社というのは歩合制なのである。

私が勤務していたとある会社は、隔勤者が1乗務分欠勤をしたら7,500円を欠勤控除として引く会社であった。
とある新人ドライバーがデビュー初日に14,000円分を稼いできた。しかし慣れない長時間労働で体調を崩し、その後2乗務分を休んだ。
欠勤控除は7,500円×2乗務分で15,000円であった。初日の賃金はパーどころか赤字である。
新人ドライバーはその事を知らずに入社し、アホらしく思ったようで速攻やめて他社に移籍した。実際は新任研修期間中の日当が出るので会社に借金とはならなかったが、説明もなかった事などに憤慨したようだ。
労働基準法的にどうなのよ?って思いますがそれが当たり前のようである。どこの会社でも金額などに差はありますが欠勤控除はある。これは覚悟しておくべき事です。

ただし、欠勤控除が1日500円という低さの会社もありますし、ダブル公休の1日と振替ができて帳消しになったり、1ヶ月で決められた最低乗務日数が少なめの会社で1日休んでもどうって事ない会社もあります。そういう所を選べば特に問題に感じないでしょう。一番ややこしいのは5勤1休25日勤務のスライドシフトや、1車2人制の隔日勤務で休みの移動がしにくいパターン。体調不良などで予期せぬ休みをとってしまったら大変だ。

半年後の有給まで持てば良いのですが、続けられず辞めてしまう人も多いのが現状です。タクシーは休みが自由だとよく言われてますが、全然そんな事はありません。自由を選びたいのであれば、自由に休める会社をしっかり見極めてくださいね。そのためには面接時にしっかり聞くことが大切です。

おまけ

みなさんご存知の皆勤手当や精勤手当。タクシー業界でももちろん出してる所はあります。
引かれるばかりでなく、がんばれば貰えるのは嬉しいですね。