20代のタクドラ達へ…君たちの未来は消えてなくなる。


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2015年にNRI=野村総合研究所が、10~20年後に人工知能やロボットで代替される可能性が高いと推計した職業に「タクシー運転者」があがっていた事に動揺した方は少なくないだろう。ここでもまだこの業界は安泰だと楽観的な人はこれから来るパラダイムシフトに対応できるのか些か不安である。

自動運転はレベル2が一般化へ

今年6月、私の自家用車を日産リーフに買い替えた。この車はステアリングやアクセル、ブレーキ 、シフト、さらにパーキングブレーキまですべて自動制御してくれるレベル2の自動運転機能を搭載している。購入価格はオプション込みだったが450万程度であった。大衆車とまでは言えないが、富裕層でなくとも購入できる価格帯である。

この価格はタクシー車両としても導入できる価格帯で、大阪でもこのレベル2の日産リーフを既に導入しているタクシー会社が存在する。不況で新車が購入できない会社が増えてきていると聞きますが、この程度の機材導入できる体力のある会社はまだまだあるという事。

ちなみに昨年2017年7月にはドイツのアウディがレベル3を搭載した量販車を発売した。こちらはまだ法制度が整備されていない日本では2018年10月の発売をもっても機能制限をかけられている。しかし実現される日はそう遠い未来ではなさそうだ。

内閣府が2018年4月に発表した「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム研究開発計画」によると、ITS による先読み情報等を活用し、2017 年までに信号情報や渋滞情報等のインフラ情報を活用するシステム(SAE レベル 2)、2020 年を目途に SAE レベル 3、2025 年を目途に SAE レベル 4 の市場化がそれぞれ可能となるよう、協調領域に係る研究開発を進め、必要な技術の確立を図る。また、これ により、現在の自動車業界の枠を超えた新たな産業創出を図る、としている。
ref:http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/keikaku/6_jidousoukou.pdf

今後の政策動向を注視していきたいところです。

タクシー車両としての無人自動運転車

では、タクシー関連の動向はどうだろうか?国内ではDeNA×日産自動車やZMP×日の丸交通が有人ではあるがすでに実証実験を行っている。

DeNA×日産自動車が共同開発している無人運転車両活用交通サービス、Eazy Rideは「もっと自由な移動を」をコンセプトに、誰でもどこからでも好きな場所へ自由に移動できる交通サービスに取組む次世代ビジネス。交通に悩むルーラルエリアなど各地域の既存の交通サービスを補完するものとして期待が大きい。2020年代早期に本格的なサービスの提供開始を目指しているという。

miwachin
ZMPは2020年度中と言ってるよ

無人自動運転タクシーの実用化は遠い未来ではない

自動運転の実用化はまだ克服すべき課題が多くあるようですが、まさに日進月歩の発展を見せている事がおわかりいただるでしょう。技術的な問題はクリアされていきます。またそれに合わせて法整備も順次行われていくと思います。

残る課題として、タクシー系ブロガーやベテラン運転手達は「車両価格」や「高コスト」を挙げています。私見ですが、これらの課題もすぐにクリアされるでしょう。最初は少子高齢化、過疎化が進むルーラルエリアの足として、国の補助や助成を受けながら交通機関の発達していない地方に導入。試行錯誤を繰り返しながらも一般化していく頃には価格も下がっている事でしょう。そこに行き着くには20年もないと私は考えています。

また、テクノロジカル・シンギュラリティと言われる2045年頃にはコンピューターの性能も人間の脳の100億倍にもなり、それでいて誰でも買える手頃な値段になると言われている。その頃には自動運転車なんて大衆化していて子供一人でも乗れるようになっているかもしれません。

20年後、30年後の君はまだタクシー運転手をしているの?

20年後の君は何歳になっている?子供は何歳になった?親の介護は大丈夫?人工知能社会に殺されずタクシー運転手として現役で働いている?「Yes!」と答えたあなたは、一体どこからその自信が湧いて出てくるのでしょう。

人材確保に喘ぐこの業界は、なんとか若い世代を取り込もうとあの手この手を考えてきているが、彼らは君たちの未来なんて全く考えてはくれていない。「自動運転車両は高額だから導入できない」なんて言葉はまやかしでしかなく、本気で宣っている経営者はいないでしょう。え?本気でいってるって?その程度のビジョンがしか持てない人、資金力のない会社で働くのはおやめなさい。

いいですか? 同じ言葉を私は20年前にも聞きました。SiriやAlexaをはじめとするAIアシスタント。音声で家電まで制御できるシステムの話です。今や誰でも手軽に購入できる価格ですよね。しかし古い考えの人たちは20年前「そんなもん出来たとしても一般人が手に入れられる価格ではない」と若い世代の夢物語を見下し嘲笑していました。しかし2018年の今、どうでしょう?私の家にも照明のON/OFF等ができるAlexa対応のスマートスピーカーがあります。ちなみに4,800円でしたよ。小学生でも購入できる価格ですね(笑)

このような人たちはインターネットが普及する前も、携帯電話が登場する前も、FAXが一般家庭に浸透する前にも、いつの時代にもいたのです。きっとおそらく20年後も40年後も、生きている限りまた同じように言ってることでしょうね。

今はまだ楽しい部分しか見えてないかもしれません。同世代よりも2倍近くの賃金を受け取ってるあなた達は、これから先もこれが続いていくと思っているかもしれません。しかし、自動運転技術の発達がすすみ低コスト化して行くと、あなた達はバッサリと切られてしまいます。そうでなくても、賃金の引き下げはあり得る話。病気や怪我の心配もないどころか、厳しい労働法に縛られた人間よりはA.I.のほうが扱いやすいに決まってますもの。

それに…運転しか能力のない君たちを雇い続けてなんのメリットがあるんでしょう?自動運転車が実用化すれば”要らない”に決まってます。今でさえ口煩い日本人よりは、英語どころか中韓操れるトリリンガルでかつ低賃金で働いてくれる外国人労働者のほうが重宝されているというのに……。

いま、君たちにできること

君たちの将来は消えてなくなるかもしれません。しかしそれはタクシー運転手に限っての話ではありません。仔細は語りませんが他のどの職業もA.I.にとって代わられる可能性はあるわけです。

何度も繰り返して申し訳ありませんが、ありがたい事にあなた達は同世代、20代の他の職業の方よりかは多くの収入を手にしています。しかし、それは今後増えていく事はほぼないと思います。でも今のうちにその収入の一部を自己投資につかい、来るべき時にいつでもジョブチェンジができる体制を整えていればいいのです。専門学校へいってなにかを学ぶのも良いでしょう。起業に向けて資金を貯めるのも良いでしょう。

人材確保に躍起になっている業界関係者の言葉を真に受けてのほほ〜んと毎日を過ごしているだけじゃ痛い目に遭いますよ。


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