タクシーの安全性に疑問。タクシー強盗に狙われても仕方がない!?防犯対策の現実。

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【大阪タクシー情報】

2009年1月5日午前4時45分頃、大阪府松原市三宅中8の府道で国際興業大阪の当時61歳の乗務員が男に刃物で切りつけられ現金を奪われる事件が発生しました。

当時の記事によると

国際興業大阪は15年ほど前に客との会話を遮断しているなどの批判を受け、いったん設置した板を取り外していた。
参照:辻よしたかプレス

さすが大阪やね。防犯よりコミュニケーションが大事。大阪人は口鉄砲さえあれば人が倒せる思うてるから防犯板なんて必要ない思うてたんやで。※大阪人はバンと口鉄砲で撃つ真似するとみんな倒れてくれるんや。だからみんな怖いもん知らず。
って事は、この犯人、大阪人ちゃうかったんちゃう?だから効けへんかったんや。あーあ。

その後の国際興業大阪は人気の会社に

国際興業は事件を教訓に防犯対策に力をいれはじめた。みわちん総研の調べによると国際興業は現在「大阪の女性乗務員が入りたいタクシー会社ナンバー1※家が近ければみわちんも入りたかったぁ。理由を聞くとやはり「防犯設備面がしっかりしている」との事だ。

大阪では国際興業が一番防犯対策がしっかりしてる会社ちゃうかな?運転席の緊急スイッチを入れると、クラクションが大音量で鳴り続け、ランプが後部座席を眩しく照らして、犯人を威嚇。同時に、配車センターへの緊急通報、行灯が赤色点滅する。スーパーサインはもちろん「SOS」らしい。国際興業のタクシーだけは絶対強盗せんとこ。何が飛び出してくるかわからんと思える設備になってるようだ。

経験から学ぶ愚者にすらなれない管理職達…

先述の国際興業の件も当時はアホやと思ったものですが、その後の事は賞賛に値する対策だと思うのでこれ以上言及しない。しかし大阪では今もなおそれを上回るドアホウな会社が複数存続しているのだ。詳しい社名は伏せさせて頂くが私が一番最初に勤務していた会社&二番目に勤務していた会社もそのうちに含まれる。どちらも防犯仕切板はついていない。ただしくは、最初の会社はつけてたのをはずした。二番目の会社はつける気なんてさらさらない。どちらの会社もコミュニケーションを大事にしていて口鉄砲さえあればなんとかなる系である。もしくは見た目イカツイので強盗がびびって逃げるやろ系だった。

防犯板をつけて!とお願いしてみた

養成ではじめた勤務した会社の説明会(とは名ばかり女性乗務員は所長と1:1の面接説明会)では「防犯板は希望により設置可」との事だった。本社での研修中でも教育係から防犯板は設置済であると聞かされていた。だが実際に配属されるとついていない。だから希望だしてみたんだ。

みわちん
防犯板つけて欲しいです!!!
元暴走族所長
いやあ、あれついてるとお客さんが嫌がるんよ。声が聞こえにくいって。お釣りとかも渡しにくいみたいやし。それにな、強盗なんて滅多におきんのやで。うちの会社ではそんなお客さんおらんし

きょ、拒否られた∑( ̄[] ̄;)!ホエー!!

っていうか、国際興業さんの事を知らないのか!?

ちなみにこの会社は車内カメラもついていない。もうホント、何を考えているのか全くわからない会社。乗務員の命なんてどうでもいいらしい。

そして起きた事件

ええ、防犯板がついてないばかりに、私、変質者にいやーな事されましたね。
思い出すのも気持ち悪いからかかないけど。

ただ言えるのは非常レバー引いたのに何もおきなかった!
新人研修で教わったとおりだと、行灯がひかって無線室に連絡がいくはずなんだけどなあ。
真っ昼間とはいえ、人通りもないから行灯ひかってても無意味。無線室への連絡?届いてなかった?その後なにも言われなかったよ?おっかしいな。

そんなこんなで前職場は怖くなってやめたわけなんですけど、タクシー会社のみなさん、今一度、防犯設備が作動するかご確認くださいm(_ _)m

あと、あのレバー、場所が悪すぎるよ。前屈みにならないと操作できないんじゃ、犯人に捕まれ座席にぴったりくっついてたら操作できないやん?左足で押せて、かつ誤操作しないような位置に設置して欲しいもんだね。

おまけ

一般的なタクシー会社のような、車内カメラ&防犯板だけじゃ何の意味もなさないんじゃないかと私は考えてます。調べればすぐにわかる事なので書いちゃいますが、ほとんどの車内カメラは映像がSDカード等に保存されいます。

私が犯人なら間違いなくSDカード抜きますね。あんなものは乗客とのトラブル以外、何の役にも立たないもの。
そもそも、抑制力になるってうたわれてますが、デジモノに強い人なら誰でも意味ないってすぐわかるやん。
やはりそれ以外の防犯対策を考えなければなりません。

国際興業さんのような犯人を威嚇してしまうようなやり方でも良いのでしょうが、例えば、スイッチひとつで会社ではなく警察につながりGPSで場所をお知らせ。車内の音声と映像が警察側に届くシステム。現在の技術では充分可能でしょう。警察が協力してくれるかどうかは知りませんがね。って事で、イチローちゃん、AIだなんて言ってないで乗務員への愛。がんばって交渉してよ〜。開発してよ〜。
そしたらさ、防犯面で不安を抱えている人たちも乗ってくれるようになるかもしれないやん。
タクシー乗務員になるのに躊躇してる理由の大きなウエイトしめてると思うんだよね〜。それが解消されれば良いのでは?

ABOUTこの記事をかいた人

みわちん

miwachin.com管理人。大阪在住のパラレルワーカー。暇を見つけてはネタ探しでいろんなアルバイトを経験してます。現在は大阪にてタクシー運転手として奮闘中。